有田焼・波佐見焼・美濃焼の食器をはじめ萬古焼や常滑焼の急須、信楽焼などの各種植木鉢、たぬきやフクロウの縁起置物など陶磁器製品いろいろあります。
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●たぬき
信楽焼の狸には8つの意味があります
【笠】思わぬ災難を避け身を守るために笠をかぶっています(女の子のリボンは人と人を結びつける約束・絆の象徴)
【目】気配りができ物事を正しく見る様に大きな目がついています
【顔】いつも笑顔で愛嬌良く振舞える様にニコニコ顔「笑う門には福来る」
【徳利】飲食に困らず色々な徳を得る様に徳利を持っています
【通い帳】現代で言うクレジットカード、何事も信用を得られる様に
【腹】腹黒ではなく腹白で時には大胆な決断を出来る様に太っ腹
【金袋】金運に恵まれる様に大きなフグリがついています(女の子は葉っぱで運気を呼び寄せます)
【尾】事に終わりは大きく太くしっかりと務める様に「終わりよければすべて良し」

タヌキは「他抜き」という語呂合わせから「人より抜きん出る」という願いが込められ商売繁盛、開運、出世、招福、合格、金運向上などのご利益がある縁起置物として人気です。
また他(邪魔者)を抜くとの事で夫婦円満の御利益もあります


●カエル
信楽焼カエルには8つの意味があります
【口】火の災いをパクリと飲み込む様に願いを込めて「火災予防」
【腹】腹にはオヘソが無い事から雷様のお友達?「落雷予防」
【食物】悪い虫(病)食べてくれる事から「無病息災」や「害虫撲滅」お見舞いの贈り物に最適かも…
【皮膚】災難を避ける様に保護色に変化、対応力を持つ
【子蛙】常に親になる責任を負い子は親の背を見て立派にたくましく育つ様に
【冬眠】断食・耐寒の時期は心身の修養鍛錬、我慢強さを身につける
【前足】しっかりと構えた足は威風堂々と礼節を重んじる姿勢
【後足】強固な後足で、いざという時には飛躍前進、目標に向かって突き進め!

カエルは「変える・返る・帰る」などの読みから現状を変える・若返る・お金がかえる・旅先から無事帰る・新たな出会いを迎える等の語呂や前にしか跳ばない事から仕事運(出世)の向上、子だくさんのため子孫繁栄などの縁起物です


●ふくろう
不苦労 = 苦労しない、難を逃れる
福来朗、福籠 = 福が訪れる
福老、富来老 = 豊かに年をとる
福路 = 旅の安全、人生の幸福
など縁起のよい吉祥な当て字が充てられる事から幸福を招くと言われており西洋でもギリシャ神話では女神アテナの使い、ローマ神話ではミネルヴァの使いとして「知恵・文学の神様」と崇められているため学生や受験生のお守りとしても人気があります
また特徴的な大きな目で暗闇を見通すことができ首も回転して周囲を見渡せる事から幸運を見逃さず邪魔なものは避ける魔除けの象徴としてもしられています
また首がよく回る事から「借金で首が回らない」という状態にならないよう、ご商売の方への贈り物にも大変喜ばれます


●招き猫
全国各地にいわれのある招き猫ですが古い説に江戸の開祖ともいえる武将太田道灌の話と世田谷豪徳寺の彦根藩主井伊直孝にかかわる話があります
いずれも猫が招き導いて窮地を救った事により猫が人々の好運を招く縁起のいい動物として可愛がられた事が招き置物の始まりの様です

招き猫を各家庭の玄関などに置けば家内安全・開運招福、商店の店頭に置けば千客万来・商売繁盛をもたらす縁起物として重宝されます

なお左手を上げた猫は人を招く・右手を上げた猫は銭を招く・白色は福を招く・黒色は病を防ぐ・金色は金運を招く・赤色は魔除けともいわれており贈答品にも大変喜ばれます
また手の長い招き猫は「遠くから福を招く」といわれ手の短い招き猫は「近くの福を招く」といわれています